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2010年4月15日

インプラントに関する質問~治療後に関して

食べ物で気をつけたほうがよいものはありますか?
将来、体に害はないですか?
インプラントが歯周病になったらどうしますか?
他人からインプラント治療を受けたことが分かってしまいませんか?
手術後、腫れたりしませんか?
手術後の運動は大丈夫ですか?
手術後の食事は大丈夫ですか?
手術後のお風呂は大丈夫ですか?
手術後の歯みがきはしてもいいですか?
薬は飲まなくてもいいですか?
手術後は歯が抜けたままですか?
定期的な検診は必要ですか?
自分の歯と同じように噛むことはできますか?
手術後に注意することはありますか?
インプラントはどのくらいもちますか?
歯と歯ぐきの間・歯と歯の間に食べ物がつまりやすくなった気がします
噛みごこちが少し違うのですが......
インプラントをして数年後にインプラント体が動揺・脱落してしまった
鼻から頬にかけて、感覚異常があるのですが......
あごの骨が少なくなってきた気がします

食べ物で気をつけたほうがよいものはありますか?

堅い物を噛むと歯が割れる時があるように、あまり堅い物はやめた方がいいと考えております。普通に食べられる物であれば問題ないと思います。

将来、体に害はないですか?

害はないと考えていただいても、差し支えありません。ただし、チタンアレルギーの方は注意が必要です。万が一チタンアレルギーがあった場合、しばらくすると抜けてしまうからです。

インプラントが歯周病になったらどうしますか?

大切なことは、決められた定期検診に通って頂き、継続的なケアをすることだと考えております。

軽度の場合は歯周病の治療を行います。重度の場合は手術が必要となってきます。場合によっては抜くしかできないこともあります。

他人からインプラント治療を受けたことが分かってしまいませんか?

外観からインプラントをしていることに気づかれることは、まずありません。
インプラント治療において重要なのが、前歯の治療になります。近年この問題を解決すべく、さまざまなタイプのインプラントやそのパーツが開発されました。

ですから、食事中に外れたり、カタカタ音がしたり、会話中発音障害などもほとんど起こりません。インプラントは自分の歯と同じような感覚で噛め、食事を楽しむことができます。

手術後、腫れたりしませんか?

患者さんによっては外科的刺激が大きくなり少し腫れることもありますが、それ自体は手術に対しての当然の反応なので心配はいりません。多くの方は腫れはほとんどありませんが、術前に腫れが予想される場合は、前もってお話し致します。

手術後の運動は大丈夫ですか?

激しい運動は避けてください。体が温まると血流が盛んになり痛みが出たり、出血の原因になります。また体が疲れると抵抗力がなくなり治りも悪くなります。

手術後の食事は大丈夫ですか?

ほとんどの場合、術後3~4時間ぐらいで麻酔が切れます。しびれが切れれば食事をしても大丈夫です。ただ、できるだけ手術をしてない箇所で食べ物を噛んでしてください。また、できれば柔らかい物をいただいてください。栄養をとった方が抵抗力がつきますので早く治ります。

当院では、食べられるようなら出来るだけ食べてもらうように指導しています。

手術後のお風呂は大丈夫ですか?

あまり長湯でなければ大丈夫と考えております。ただし、体が温まると血流が盛んになり痛みが出たり、出血の原因になりますので、注意は必要です。

手術後の歯みがきはしてもいいですか?

手術した部位の歯ブラシは避けてください。それ以外の部位はいつも通りに磨くことが大切です。

また、歯みがきの後の「ぶくぶくうがい」もあまり強くしないようにしましょう。

薬は飲まなくてもいいですか?

痛みがなくても抗生物質と痛み止めは服用してください。感染予防と炎症を和らげる効果があります。

手術後は歯が抜けたままですか?

前歯など目立つ場所では、仮歯を入れるようにしております。奥歯では、通常仮歯は入れません、また、手術によってはすぐ入れられない場合もあります。ご相談ください。

定期的な検診は必要ですか?

インプラントはチタンのため虫歯にはなりませんが、歯周病にはなります。また歯周病になると非常に進行が早いため、予防するために定期的にクリーニングが必要です。

当院では、この手術の検診に通っていただることを手術の条件としております。

自分の歯と同じように噛むことはできますか?

自分の歯と同じように考えていいと思います。

当院のポリシーである、普段とかわらない生活をとりもどすために有効な治療法のひとつであると思います。

手術後に注意することはありますか?

手術当日は、激しい運動、飲酒は避けてください。また、感染を防ぐため、出された薬はきちんと飲んでください。

むしろ、私が一番心配なのは、手術が思ったよりも楽だったのでいつも通りに祝杯をあげてしまう気分になることです。

せっかく大きな決心をして当日をむかえたのですから、最低その一日はその気持ちとつき合って、ご自分をいたわることが大切ではないかと思います。

インプラントはどのくらいもちますか?

患者さんのお口の中の衛生管理に大きく関係してきますので、お口の衛生状態が悪いとインプラントの寿命が短くなる場合もあります。大切なのはインプラントがどれだけもつかではなく、その人の健康に対する考え方であるとおもいます。

ご自分のライフスタイルを考え、失われた大切なものをとりもどす決意があれば、おのずと答えは出てくるものと考えております。

歯と歯ぐきの間・歯と歯の間に食べ物がつまりやすくなった気がします

インプラント体ともとの歯の根の太さが異なることに起因します。
歯と歯ぐきとの隙間が天然歯の時と全く同じ状態にならないことが関係しています。
もちろん人工歯を製作するときは詰まりにくいように色々な工夫をして設計するのですが、食べ物がつまらない形態というのは詰まってしまった汚れを逆にとりにくく、歯ブラシしにくい形態なのです。

最終の形態にする前に仮歯でシミュレーションをしてみる場合もあります。使ってみて改善する余地があれば、最終物にそれを生かしていくようにしております。

噛みごこちが少し違うのですが......

天然歯には、歯とあごの骨の間に歯根膜というクッションがありますが、インプラントにはこのクッションがないので、噛んだときの力が骨に直接伝わるためです。周りの歯とのバランスを考えながら噛み合わせの調整をします。

インプラントをして数年後にインプラント体が動揺・脱落してしまった

多くの場合、インプラントの過重負担とインプラント周囲の感染症が原因です。
揺れているインプラント体を、ムリにお口の中に残しておくと、周囲の骨がさらに無くなってしまいます。早期に取り除くべきです。インプラント体を取り除いて骨と粘膜が治るのを待ち、再び新しいインプラントを植立するか別の治療法を選択するかを検討します。

感染に関しては、インプラントも歯と同じように歯周病にかかる事があります。
病気や免疫・体調の変化で、さらに加速する事もありますから、定期検診は必ず受けるようにしてください。

鼻から頬にかけて、感覚異常があるのですが......

上あご洞炎の可能性があります。上あごの上方には上あご洞という鼻に通じる空洞が存在します。(この上あご洞の役割は今だ解明されていません)

歯やインプラント体の先端は、この上あご洞と接近しているために、細菌感染が起きた場合、この上あご洞にも炎症が波及してしまう可能性があるのです。天然の歯でも見受けられる症状です。

あごの骨が少なくなってきた気がします

歯槽骨(あごの骨)は、加齢とともにある程度吸収していきます。インプラント周囲骨も例外ではなく、骨はある程度失われていきますが、過重負担や感染、免疫のバランスが崩れると骨吸収はさらに加速します。

インプラント周囲骨が大きく吸収してしまった場合、もしかすると同じ部位へのインプラント再治療は不可能かも知れません。その場合は別の治療法を検討することになります。骨吸収をいかに最小限に抑えることができるか、ということがインプラント治療の今後の課題です。


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