2009年4月17日 « トップへ » 2010年4月15日

2010年4月14日

歯周病に関する質問

歯周病とは、どんな病気なのですか?
歯槽膿漏と歯周病は違うものですか?
歯周炎と歯肉炎は違うものですか?
歯周病は何歳位から起こるものですか?
歯周病はどのように予防するのでしょうか?
歯周病はどうやって治すのでしょうか?

歯周病とは、どんな病気なのですか?

歯周病とは「歯を支える骨が溶ける病気」です。

歯と歯ぐきの境目についた歯垢(プラーク)から歯の根にそって菌が入り込み、歯を支えている周りの骨をじわじわと溶かしていき、最後には歯が抜け落ちてしまいます。

歯肉に炎症がおきた状態を歯肉炎、歯槽骨などを支えている組織全体に炎症が及んでいる場合を歯周炎といいます。

また、歯周病は「沈黙の病」などと呼ばれるようにほとんど自覚症状がないため、気付かない間に悪化させてしまうことがよくあります。

歯槽膿漏と歯周病は違うものですか?

同じものです。

これまで、歯の周辺の歯肉が腫れ、膿が出るという症状から「歯槽膿漏」という名称が主に使用されていました。一方で最近は、歯肉だけでなく、歯を支える歯槽骨を始め、歯の周辺の広範囲に様々な症状が表れるため「歯周病」という名称が多く用いられるようになりました。

歯周炎と歯肉炎は違うものですか?

歯周炎は炎症が歯の周辺の広範囲に及んで、歯肉だけでなく歯を支える歯槽骨まで広がります。その症状には個人差があり、大半の歯槽骨を失うほどの重いケースもあります。

一方で歯肉炎は炎症が歯肉のみに及んでいる症状で、歯の周辺の歯槽骨は正常な状態にあります。

歯ぐきが腫れているというだけでは、レントゲン撮影してみないと、どちらかは分かりません。

歯周病は何歳位から起こるものですか?

歯周病は成人してから起こるものと思われていますが、実は歯周炎の前段階ともいえる歯肉炎は幼少期からも起こりうるものなのです。

また、歯周病は痛みなどの自覚症状がほとんど無いために、発見が手遅れになることもしばしばです。

患者さんは「でも痛みはないんです」と言われる方が多いですが、ここが虫歯ちがうところです。もう今や、痛みだけで歯の病気を語っていては遅すぎるのです。歯科医院も、痛くなってから行く時代ではなくなってきているのです。

歯周病はどのように予防するのでしょうか?

歯周病を予防するためには、何よりもまず正しい歯ブラシが不可欠です。歯の周辺に付着したプラーク(歯垢)を除去し、細菌を減らすことで歯周病の進行を食い止めることができます。ここで大切なのは回数や時間の長さではなく、いかに「効果的に磨けているか」です。

患者さんは良く、「自分としてはよく手入れしているんですけど」とお話しなにりますが、本当に「よく手入れできている」かはご自分ではわからないはずです。だって、奥歯のうら側なんて、鏡で見ても見えないでしょう?

歯の表面の歯垢は、ご自身の毎日のブラッシングによって取り除くことができますが、歯肉の内側深く入り込んだ歯垢は、ご自身で除去できないため歯科医院にて清掃を行う必要があります。ご自身と歯科医院の相互の取り組みによって、歯周病を予防していきます。

歯周病はどうやって治すのでしょうか?

歯周病が進行し溶けてしまった骨は戻すことができません。とにかく症状を悪化させないようにすることが大事です。

当院ではレーザーを使用した歯周病治療を応用して、細菌の除去をお手伝いしています。しかし、毎日毎日食べたり飲んだりするわけで、その度に歯は汚れます。

歯周病の原因は何よりも歯垢です。歯周病になってしまった際には、根源である歯垢=細菌をいかに減らしていくかが重要なポイントです。細菌を減らすために、ご自身の毎日のブラッシングによって今以上に細菌を増加させないことを自覚し、ご自分の健康状態を維持するのと同じように、お口の健康を保っていくことが大切です。


2009年4月17日 « トップへ » 2010年4月15日


コールバック予約


TOPへ